カナダから、こんにちは🇨🇦
健康に、「こんなことがいいらしいよ。」「小麦がダメらしい。」「甘いものがよくないみたい。」と、友達や家族から言われたら、『私には関係ない!余計なお世話だー!』『自分の稼いだお金を使ってるのだから、何食べても勝手でしょ!』と思ってしまうことも、そりゃあるだろうと思います。深田萌絵さんも、そう思われていたそうです。吉野敏明先生とのこの動画が面白かったです(下記)。
「余計なお世話だー!足し算より引き算」
吉野先生が小麦や植物油がダメだと言い始めた頃、一部では「よしりん教」「洗脳」だと言っていた人たちもいるようです。吉野先生のチャンネルは、あくまで健康サイエンス・チャンネル、先生の説明はとても分かりやすくて、勉強になります。毎朝ライブ配信(日本時間午前9時35分〜)もされていて、カナダでは夕方になるので、見れる時はライブで、生で見れない時はアーカイブで見ています。20分程度です。
私は2024年の12月頃から、見始めるようになりました。分かりやすくて、面白いので見ていますが、最近は少し「お笑い」の要素が入っているので、それに対して、もしかしたら、気持ち悪いとかふざけてるとか思う人がいるかもしれません。そういう場合は、吉野先生の生配信動画ではなく、収録動画を見られると真面目に話されてるので、気分を害せず学べるかと思います。
私が特に良いなと思っていることは、吉野先生の言われてる健康法は、あくまで引き算方式なので、お金がかからないことです(このままコメ価格が値上がっていくと事情も変わってくるかも?ー「天皇陛下と令和の米不足について」)。
ちなみに、日本国内のコメ価格が上昇中なのにも関わらず、日本政府は、海外に政府の備蓄米を差し上げていましたが、みなさん、ご存知ですか?
健康になる方法を探すと、サプリやオーガニックに行き着くことがありますよね。モノによって、値段はピンからキリまでありますが、今までの生活費+サプリやオーガニック品を買う→新たな出費になります。私も一時期、慢性頭痛や貧血を改善するのに、あれやこれやとサプリを試した時期もありました。でも、正直言って効果があったのかは・・・・しかも、あれやこれやと何種類も飲むと、どれが本当に効いてるのかも分からない状態。それに、種類が多いと、これとこれは同時に飲まない方がいい(例えば鉄サプリとマグネシウム、さらに、カフェインを避ける)など、面倒臭くもなってきます。場合によっては、サプリや漢方でも肝臓に負担をかけることも・・・
カナダでは、オーガニック食材が普通のスーパーでも簡単に手に入るし、セールになっている時には普通の野菜よりも安く買えます。が、オーガニックだったら、お菓子でもなんでも制限なしに食べて良いのか・・・と言ったら、そうではないですよね。オーガニックの小麦のお菓子を食べ続けていたら、アトピーは改善されません。オーガニックの小麦にだって、グルテンは含まれてるんだし・・・
また、テレビでアマニ油やえごま油、MCTオイルが健康にいいと言われれば、それらを買い、今までの食事に足すことになります。しかも、「健康にいい」からと思い一生懸命に毎食、毎日のように摂取します。でも、普段の食事で油物の食事を多く食べてる人は、どんなにいい油と言われていても、総合的に油の摂り過ぎになるので、逆に病気になりますよね。
だから、単に「◯◯が健康にいい!」からといって、今の食生活に取り入れることって、もしかしたら、単にお金の無駄遣い&実は健康を害してることになっている可能性があるということ。私達って、一度「健康に良い」と言われると、それを信じて、その効果を本当は受けてなくても、ずーっと取り続けてることって多々ありませんか?
少し話は変わりますが、日本での状況は分かりませんが、カナダではアボカドが流行った時期があって(今も継続中)、カフェやレストランの朝食でアボカドトーストが出るようになりました。カナダでは、お寿司の具材としてもアボカドは使われたり、かなり人気の高い食材だと思います。私も、以前までは、常食とまでは言わなくても、買い物に行ったら時々買ってることもありました。しかし、ある時、当時お世話になっていた中医学の先生が、「アボカドはジャンク(フード)だ。」「あれは、アボカドを売るためのプロモーションで、今ちやほやされてるだけだ。」みたいなことを言われていたんです。その真意は分からないのですが、つい先日、SNSでスーパーで売られてる多くのハスアボカドは、不自然な人工的に作られたもので、最悪な食べ物だと言ってる動画がありました。私は、アボカドの専門家でも何でもないので真相は分かりませんが、アボカドに関して調べてみたら、こんな記事が→アボカドは「悪魔の果実」か?――ブームがもたらす環境破壊と難民危機。
やはり、自分が住んでいる地域で育たない食べ物を食べることが、いかに自然の摂理に反していることかと思いました。しかも、環境破壊だけでなく、難民問題にまで至っているなんて。新しいモノに目を向けることは良いことだとは思いますが、特に食の場合、海外の物を取り入れるより、まず、日本に住んでいるなら日本の食について、もう一度考えてみることが先じゃないかなと感じました。地産地消。日本には四季があり、季節ごとに美味しい野菜や果物が育ちます。日本には長年培ってきた先祖の知恵、発酵食(味噌・醤油・納豆)や漬物などの伝統食があります。長年続いてきたということは、その民族にとって合っているから、それを食べて健康にいられたからです。戦後アメリカ化されてしまった食を、戦後80年の今、再度見直す機会かもしれません。
健康で過ごしたいなら、サプリやあれやこれやと買う前に、今の食生活を一度見直し、そこから引き算していくことが、もしかしたら、一番近道で、安上がりで、健康を取り戻していけるかもしれません。吉野先生のチャンネルでは、歴史背景も含め、なぜ今の日本人の食事がこうなってしまったかのか、こういう病気が増えてしまったのか、分かりやすく面白く伝えられているので、オススメです。
【今日の一品】中華風丼(四毒抜き)
スキレットに天然塩をパラパラ、そこに青梗菜、中途半端に残っていた紫玉ねぎ、エビと少量の水と酒を入れる。具材に火が通ってきたら、溶いた卵を入れ、蓋をして好みの硬さになるまで火を通す。塩コショウで調味。油はいりません!食材の味が天然塩で引き出され、シンプルかつ美味しい一品です。
(私は、貧血対策でスキレットを使用しましたが、お手入れのために油をコーティングしたスキレットは、正確な四毒抜きではNGかも。)
